東南アジア
 クル・フェスティバル  

ある日、デリーからカッソールに向かう途中の町ブンタから、バスで10分くらいのクルという町でフェスティバルがあるということを聞いたロニ。
毎日何をしているわけでもない私たちは、ちょっとそのフェスティバルというものに行ってみようかということになりました。
バスに乗り込み、いざクルへ!!

バス酔いに苦しみながら着いたその場所。
そこには人人人-------!!!
フェスティバルと言っても、こんな田舎町。大したことないだろうと思っていた私には、とにかく驚きでした。

この人の多さ。軽くめまいがしそう…

何のフェスティバルなのかは謎ですが、移動遊園地みたいに観覧車などの沢山の乗り物や、展示会場のようなブースや建物。そして、屋台などのお店が並んでいました。

これは結構規模が大きいぞ。と思いながらそれぞれのお店を冷やかして行く。特にこれと言って面白いものがあるわけではないけれども、フェスティバルという場所にいるだけで心が弾みます。

遊戯具の集まる場所。ここも沢山の乗り物が!子供たちも楽しそうに遊んでいます。

せっかくだから何か乗ってみようということになり、私たちは日本の遊園地でもなじみのある小型の遊覧船らしきものに乗ることに。
乗ってみて驚いたのが、日本のように安全ベルトは無し
小型だからか、そんなに危険じゃないのかしら…?
少々不安になりつつ、船の先頭(?)一番奥の席に座ろうとすると、なんとそこには誰かの吐いた後が!!
そんなに激しいの?!というか…掃除はしないの…?(汗)
だいぶ不安が募りつつも、ロニは「ノープロブレム」と、その前の席へ。
ドキドキのまま、待っている人たちが全て乗り終わると、なんと係の人が手で船を動かしだしました!
何かモーターらしきものはあるけれども、思いっきり手で動かしている。
なんだろう…ここはいつの時代なんだろう。なんだかとっても不思議な感じ(笑)
手動なので、特に激しくなることもなく。ただ動いてる。そんな感じです。
これで酔ってしまうなんて、吐いた人はよっぽどこういう乗り物に慣れていないんだなぁ。とのんきなことを考えながら乗っていました。

…しかし。

あれ…
これは一体どれくらい続くんだ?もうそろそろ終了しても良いのでは…?
と思っても全然終わる様子は無し。
それどころか動かす人はさらに動きに勢いをつける。

ちょっと…もう十分なんですけど…
これ以上揺らさないで…

と心の中で叫ぶも、その声は誰にも届かず。
向かいに座っている子供たちの顔にも険しさが…

もはや、誰もこの状況を楽しんでいる人はいないのでは…
ふと、隣のロニを見てみると。
なんと、ロニはいまだに笑顔!!!
ロニ…さすがだよ。あなたのバランス感覚は…。
長年旅してるだけあるね。それとも昔からそうなの?

それから、さらに揺れは増し。もう吐いてやる!という直前で終わりました。
と言っても手動なのでなかなか止まらないのがつらかったですが…

もう二度と乗りたくない