東南アジア
 旅の中で学ぶ 

マラッカの宿には、本当に日本人が多く来ます。

最初に会った、医大生。次の日くらいには他の地に旅立ってました。

そして、医大生と共にトランプをやった大学生、ひろあきくん。
彼も夏休みを利用して遊びにきていました。
英文科なのか何か忘れてしまったけれども、
英語を勉強してるらしく、英語を話せるようになるためのノウハウを教えてくれました。
彼曰く、英会話力に大事なのは「動詞」だそうです。
とにかく動詞を覚えろとのこと。
なるほど…

私の英会話力の無さには自分のことながらあきれてました。
それでも、旅を始めた当初よりは上達して、今はそこそこ話せるんじゃん?
と思っていたけれども、それはかなりの勘違い。
ここにいる日本人はみんな私よりもはるかに話せていました。
情けない…

ある時、韓国人の男の子と話しているときに
私が簡単な単語も分からないので
「君は今までどうやって旅をしてきたの?」(←これは理解出来た(笑))
といわれてしまいました。
そのときは
「ジェスチャー!!!!」
と言って笑っていたけれども、
今から勉強しなくては(メラメラ)
もっと積極的に英語で話しまくろうと決意。
実践が一番です。

話がそれましたけれども、
ここに宿泊している日本人の中に渡辺さんという男性がいました。

年は33歳。

ジョンとトランプをしてるときにリビングに来た為、一緒にやろうと巻き込まれてしまったのです。それがきっかけで私も話すようになりました。

大学生たちの好奇心に満ち溢れた雰囲気とはまた違い、落ち着いた雰囲気を持つ彼。
長身で肌は黒く焼けているけども、決して小汚い感じではない、大人の男性。

私は昼間、彼のことを丘に登ったときに見ていました。
子供と一緒に遊んでいる日本人が彼でした。

今日は何をしたとか、今までどこがよかったとか。
渡辺さんはずっと勤めていた会社を辞めて、
一年くらい海外に行ったり日本に帰ったりの生活を続けているということでした。

彼が
「丘には行った?
丘の教会のところに一日中ギターを持って歌ってるやつがいるんだよ。
そいつがいいやつでね。今日はずっとそいつと話をしていたんだ。」
そんなちょっとした会話から、
彼がどんな人なのかというのが分かるような気がしました。

明日の朝、マラッカを出るという渡辺さんは、
バスターミナルまでそのギター弾きの彼に車で送ってもらう約束をしたそう。

地元の人との付き合い方。
旅のスタイルは人それぞれだけれども、
彼の旅のスタイルは今まで出会ってきた人の中で最も私が理想とする形でした。

急がない、スローな旅。

彼に会い、また自分の中の何かが変わったような気がします。

自分のペースで。急がない。
ずっと思っていたことを改めて再確認。
私の旅は急ぐ旅じゃないということ。

そして、こういう人との出会いこそが、旅のすばらしさなんだなと感じました。

こういう素敵な人になりたいです。