東南アジア
 マレーシアらしさ 

バタワースから一路マレーシアの首都クアラルンプールへ。
この移動も寝台列車でしたけれども
バンコクからまる1日かけてバタワースに入り、
それからまた10時間の列車の旅…
寝台列車好きの私でも、さすがに疲れてしまいました。

私の降りた駅から街の中心まではかなりの距離があり、
そこまで、バスでの行き方も分からない
タクシーには乗ろうと思えなかったので、歩いて向かっていましたけれども
さすがに、2日連続で夜行列車に乗り、
20キロ近いバックパックを背負いながらの移動は辛いものがありました。
駅に沢山いた、同じくバックパックを背負った旅人は誰も歩いていない。
それどころか、現地の人でも歩いてる人はいない状態だったので
本当にこの道で合っているのか不安にもなりました。

日の出間近の薄暗かった空は、すでに明るくなり、
それと同時に気温も上がっていき、
疲労もピークに達しそうなところまできている。
だからと言って引き返すことも出来ず、
ただ重いバックパックを背負い歩き続けることしか出来ない自分。

ふと、先を見ると駅らしき場所が見え、
そこで清掃の仕事をしている年配の男性がいることに気付きました。

少し早足で彼に近づき、街に出たいけれども、この道で合っているかきくと
このまままっすぐ行けば大丈夫だと教えてくれました。
それを聞いたことで安心し、あとどれくらい歩くかは分からないけれども、
頑張って歩こうという気持ちになれる単純な自分。

そのまましばらく歩き続けていき
やっと中心部らしいところまで来ることが出来ました。

クアラルンプール…(言いづらい)
さすが、マレーシアの首都

かなりの都会でした。

モノレールみたいなものが街中を走ってたり
高層のビル群。
早朝に着いたので、街は通勤に向かう人たちであふれかえっている。
正直、マレーシアがこんなに発展した国とは思っていなかったので、驚きました。

そこから宿を見つけやっとチェックイン。

宿 こんな奇抜な色の部屋だけれども、マレーシアというだけでありのような気がしてしまうのが不思議。

シャワーを浴びて、洗濯をする。

疲れているけれども、
とりあえず、街を歩いてみたいと思い外に出てみました。

本当に都会だなぁ…と感心しつつも
マレーシアらしさって何?と感じずにはいられませんでした。
日本とあまり変わらないような風景。
もちろん、気候も全然違うし、人の顔つきも違う。
けれども、何か足りない…あまりワクワクしない。

朝、歩いてるときにセントラルマーケットというのが街の外れにあったのを見ていたので
そこに行ってみることにしました。
マーケットには、その国らしさみたいなものが出ると思っていたので
そこに行けばマレーシアらしさというのに出会えるかもしれない。
そんな予感がしたのです。

そして、着いたマーケット。
今まで私の行ったことのあるマーケットは、以前ツアーで行ったベトナムのホーチミン。
そして、今回行ったタイのバンコクとバリのウブドにある市場。
どこも、東南アジアという雰囲気そのものというような活気のある場所でした。
しかし、ここ、クアラルンプールのセントラルマーケットはそのどれとも違う。

ドーム型になっている、市場の中は冷房が効いていて寒いくらい。
そして、人もそこまで多くなく寂しさ漂う場所でした。
店の雰囲気もどこか日本のデパートを思わせるような感じ。
売っているものも、タイやバリで見てきたようなものばかり。

…マレーシアらしさって何?

もしも、私がタイやバリに行く前にここに来ていたら
ワクワクしてたかもしれません。
けれども、タイ、バリに先に行ってしまった以上、
ここは、どこかタイやバリのフェイクのようにしか感じませんでした。
そんなことを感じるのも、旅人のエゴだとは思うのですが…

これじゃ駄目だ…

そう思い、明日にでも次の場所マラッカへ行こうと決め宿に戻りました。

でも。夕日の街並みはどこよりも綺麗でした。
もしかして太陽の国?