東南アジア
 自分の居場所 

アンコール遺跡3日券の最終日。
最後はサンライズを絶対見る!と心に決めて
昨日ベンメリアまで連れていってくれたバイタクの運転手に別れ際、明日の朝、サンライズの時間にまた乗せて行ってほしいとお願いしていました。

また4時起きで宿の外で待っていると
日本人のおじさんが私の隣に座り話かけてきました。

おじさんは優しそうで落ち着いたどちらかというと「おじさん」という言葉よりも
「おじいさん」と言ったほうが合うような感じの品の良さそうな人でした。
このおじさんがこんな安宿に泊まっていることが不思議なくらい。

「一人で来ているの?」
と聞かれたので、一人じゃないけれども、
友達とは別々に行動してることが多いということを伝えると。

「あなたは学生さんではないでしょ?」と言われたので
「わかりますか?」

「そりゃね。ここにたくさんいる学生さんとは雰囲気が違うから」

今、日本では夏休み中です。
日本人宿として有名なこのゲストハウスにもかなりの学生が宿泊しています。
私がここに来て思ったこと。
ここは日本?
それくらい日本人が多い。
いや、下手すれば日本人しかいません。

もしかしてサークルの団体で来てるの?
というくらいにぎやかな集団もいました。
そして学生のにぎやかなノリに私はついていけないと思っていました。
このおじさんも同じ気持ちだったのかもしれません。

おじさんの話を聞くと今はニュージーランドに住んでいるけれども、
今後はアジアで自分の居場所を見つけたいとのこと。
そのための下見に来ていたみたいです。

カンボジアはどうですか?と聞くと
あまり良い返事は返ってきませんでした。
カンボジアの現状を見て悲しくなることが多すぎるとのこと。

そして参考までにと私の行った国はどうだったかということを話してると
おじさんの頼んでいたドライバーが来たので話が途中のまま行ってしまいました。

その後、そのおじさんには会えませんでした。

出来ればもっとたくさん話を聞いてみたかったので、とても残念。

自分の居場所。それを探すための旅なんてかっこいいな。
何歳になってもそんな夢を持っていきていけたらいいのに。
素敵な出会いでした。

私のほうのドライバーは私との約束を忘れて、
宿の人が電話するまで寝てたらしい…(汗)